テントの結露を短時間で乾燥させる方法 ~ 門外不出のテクニック

テントの乾燥方法

テントを短時間で乾燥させる方法をご紹介します。

万人におすすめできる安心・安全な技ではありませんが、しっかり乾燥することができるテクニックです。あわせて一般的なテントの乾燥方法もご紹介します。

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レクタングル(大)

寒い時期にキャンプすると結露が激しい

寒い時期にキャンプをすると、テントが結露して濡れます。

テント内外の気温差が激しい時期になると、テントの結露がひどくなります。11月のふもとっぱら(最低気温2℃)や、正月のイレブンオートキャンプパーク(最低気温-2℃)に行った時は、水が滴り落ちるほどビショ濡れでした。

日が登ってきて、テントの外側が乾いてきたと思って安心していると…。
フライシートの内側がビッショリ濡れていて ガチョ~ン!

ということが度々あります。

早めに気づけば良いですが、最終的に撤収しようとした時に、フライシートを外して気づいた時のショックは並大抵のものではありません。

断腸の念でゴミ袋撤収をしないために、テントは現地でしっかり乾燥させて持ち帰りたいものです。

我が家の乾燥方法は「大胆に♪」

我が家は、こうだ!

テントの乾燥

テントを乾燥させるために、フライシートをポールに掛けて干します。

この方法は諸刃の剣です。

良いところ

  • フライシートと、インナーテントそれぞれに陽と風を通して乾燥できる
  • フライシートは、風に煽られてバサバサと水気が飛ぶ
  • 30分ほどで乾燥できる

悪いところ

  • 危険!

乾燥速度は抜群に早いです。晴れていなくても風で乾きます。ただし、風が強い時には、風でバタつくので危険です。(ロープで固定すれば改善できると思います)

ちなみに、風が吹くと子供たちは大喜び。

テントを乾燥していると子供たちが遊ぶ1

「ワー」とか言って、楽しそうに向かって行きます♪テントを乾燥していると子供たちが遊ぶ2

危険です。

ご紹介はしましたが、すすんでオススメはしません☆ 自己責任で。

テントの乾燥方法

一般的なテントの乾燥方法にも触れておきます。

乾燥撤収のポイント

  • 太陽に当てる
    晴れて日が照っている時には陽に当てるのが一番早い対策乾燥方法です
  • 風を通す
    太陽が出ていなくても風がある時には、風を通すと乾燥させることができます
  • 乾かない物を乾かさない
    チェックアウト時間までに完全に乾燥できないなら諦めも肝心です。
    中途半端に乾燥させても帰ってから乾燥させる必要があります。見極めが大事。

テントの水分を取り除く

テントの水気をタオルなどで拭いてしまうと乾燥が早いです。小ぶりなモップも便利です。

水分を取り除いておくと乾燥が早くなります。天気が良い日ならこの方法で乾燥することができます。

  1. 朝起きたら、早めにテントを拭いておく
  2. ベンチレーションを全開にして風を通す

ただし、結露が酷いと乾燥しきれないことがあります。フライシートの内側とインナーテントの間の水分は厄介です。

  • インナーテントの裏を拭くためには、一旦外さないといけない
  • 外した状態で自立しないため拭きにくい (ほぼ無理)
  • 拭いた後にインナーテントに掛けるのが面倒

[参考]テントを拭いても生地への影響はあまりない

個人的には、テントを拭いて生地を擦ると生地が痛みそうで躊躇していました。気になっていたのでスノーピークに問い合わせたところ、あまり気にしなくても良いとのことでした。

問い合わせ内容

推奨されるテント乾燥方法(撤収時)を教えていただきたいです。
生地の防水・撥水機能を長持ちさせるためには、可能な限り、雑巾などでテント生地の水分を拭かずに自然乾燥させたほうが良いと考えているのですがいかがでしょうか。こすって拭いた場合の生地への影響がわかれば教えて下さい。かなり痛むのか、そんなに変わらないのか など

スノーピークの回答

テントの表面の水滴に関しましては、水分を拭き取る程度にふいていただく分には問題ございません。
しっかりと乾かすには最終的に自然乾燥をして頂く必要がございますが、その前に軽く水分を拭き取って頂く分にはご心配されております生地への影響はあまりございませんのでご安心頂ければ幸いでございます。

とは言え、スノーボードのウェアなどは擦れる部分から撥水加工が弱くなっていくので、個人的には、擦るにこしたことは無いという思いがあります。

でも、「あまり影響は無い」ということなので、必要に駆られた時には拭いてしまうことにしました。

テントをひっくり返して乾燥?

インナーテントの底(ボトム)を乾かすためにテントを裏返すという方法も見かけます。

が…。

我が家は、テントの底が濡れる場面にほとんど遭遇したことがありません

個人的には、テントを裏返す必要はあまりないと思っています。ただし、テントの四辺が濡れている時があるので、その場合はタオルで拭くことにしています。

テントをひっくり返して干したほうが乾燥できると思いますが、面倒なのでやっていません。

コールマンの「テントの撤収のコツ」にはひっくり返して乾燥させる手順が載っています。

我が家の場合は、インナーテントを設営したままベンチレーションを開けて乾燥させます。その時に底が濡れていないか確認し、濡れていなかったら、インナーテントが乾いたタイミングで撤収してしまいます。

唯一テントの底が濡れた時は、長時間の大雨でフライシート外からの雨の泥跳ねにより多少濡れました。インナーテントにハネた水が、底をつたっていったようです。明らかに濡れている時にはちゃんと干しましょう♪

参考 テントの裏が濡れる場合は、別の要因があるかも

地面に直接インナーテントを張っている場合は濡れることがあると思いますが、グランドシートを使っていれば、インナーテントの底と、グランドシートの表はサラッサラです。グランドシートの裏は濡れて汚れていますが、それ以外は綺麗です。

インナーテントの底が濡れているという方は、グランドシートから水が染みているのかもしれません。グランドシートが厚手(#3000)なら問題ないです。

また、雨の日にインナーテントの底が濡れるという方は、グランドシートがインナーテントからはみ出ているために、雨水を引き込んでいる可能性があります。グランドシートはインナーテントより小さく敷くのがポイントです。はみ出たら折りたたむようにします。

参考 グランドシートは、かなり小さめに敷いても大丈夫
グランドシートの役割は、テントのボトムを地面から保護するためのものです。テント内の人が踏んだり、重いものを置く場所にグランドシートが敷かれていれば良いので、インナーテントより10cm~20cm折り込んでも大丈夫です。テントの端っこ20cmを人が歩く場面はあまりありません。

別々に離して乾かす

テントだけでなく、キャンプ場で乾燥させたいものは色々あります。

  • フライシート
  • インナーテント
  • グランドシート
  • レジャーシート
  • 寝袋

これらは、別々に日に当てて風を通して乾燥させると良いです。

我が家はキャンプを始めたころ、グランドシートの上で、フライシートを被せたインナーテントを乾燥させていました。テントのベンチレーションを全開にすれば風も通るし乾くだろうと思っていましたが、それでは時間がかかり過ぎました。

  1. フライシートが乾燥した♪と思ったらインナーテントが濡れている!
  2. よく見たらフライシートの裏も乾いていない!!
  3. インナーテントが乾燥したと思ったらグランドシートの裏が濡れている!!!
  4. もぐらたたきのように次から次へと濡れものが出てきて、タイムオーバー!!!!

乾燥させたいものは、別々に乾すことで、乾燥時間を短縮できます。

グランドシートはゴミ袋撤収

我が家は、基本的にグランドシートはゴミ袋撤収の覚悟をして行きます。

グランドシートを乾燥させる順番は、インナーテントが乾燥した後。そして、グランドシートは車載する前の荷物を集めたりしているので、最後まで地面に敷いています。グランドシートは、一番最後に片付けることになります。

でも、荷物を車載し終わってからグランドシートを乾燥させるとなると手間と時間がかかります。そのため、最初からゴミ袋撤収のつもりで準備をしていくと良いです。

家に帰ってからベランダに干せば良いですし、そんなに高いものではないので、カビたら買い換えれば良いです。

そう考えるようになってから、気持ちが楽になりました。「グランドシートも乾燥させなきゃ」と時間を気にする必要がなくなります。

(日が射している時には、迷わず干して帰ります。10分ほどで乾きます。)

乾燥させる場所が無いなら乾かしに行く

サイトの区画が狭くて、乾燥させるためのスペースがないという時もあるかと思います。そんな時は、乾かす場所を探しに行きます。

  • 立木を使って乾燥させたり
  • キャンプ場の斜面に吊るしたり
  • 空いてるサイトをチョット使わせてもらったり
  • 駐車場の端っこを使わせてもらったり

他の方の迷惑にならないように気を使ったり、景観を損ねることに対する配慮は必要ですが、自分のサイト内で収まらない場合は、乾燥させる場所を探しにいくのも手です。

乾燥場所が足りなければ自分で作る

ポールとロープがあれば、物干しロープを作ることができます。

物を干す場所をポールとロープで作る

物干しロープは、タープを立てるのと一緒の要領で準備できます。ポール間にタープではなく、ロープを張れば物を干すことができます。

我が家がよくやるのは、設営済みのタープのポールから物干し用のロープを伸ばして、ポールを立てて物干し竿を作ることです。1本ポールを立てれば良いのでお手軽です。

寝袋なんかは、その物干しロープで干すことが多いです。

我が家の乾燥方法も、ポール間にロープを張って、そこにフライシートを干しています。フライシートだけでなく、他の濡れものも干すこともできるので便利です。

小川張りのセッティングテープなどがあれば、物干しロープの代わりに使うこともできるので便利です。

小川張りセッティングテープの自作方法をご紹介します。材料費は★400円★ そして1縫いで完成♪強度があり、長さも微調整可能。セッティングテープの「早い・安い・強い」の作り方なのでおすすめです。

レイトチェックアウト

ギリギリ間に合うか間に合わないかで、やきもきしているぐらいなら、 レイトチェックアウトにするのも有効です。

午前中は、干し物をしてお風呂やお昼ご飯を食べて時間を使ったほうが有意義に過ごせるかもしれません。時間を気にして乾かせるか? 乾かせないか!? を気にしてイライラすることもなくなります。

レイトチェックアウトにして、ゆっくり時間を使って完全に乾燥させて帰ったほうが、家に帰ってからの片付けが楽になる場合もあります。

天気予報が、午前中は雨で、午後から晴れるという場合はこの作戦が有効です。

完全に乾燥できないなら、早く持ち帰って家で乾燥させる

天気が良くない時は、テントは乾かないことがあります。見極めも大事です。

雨が止みそうなんだけど…。という時には「待ったら完全に乾燥できるか?」が1つの判断ポイントになります。乾くかどうか怪しい時には早めにゴミ袋撤収して、家で乾燥させたほうが効率的な場合もあります。現地で完全に乾燥できないと、結局家で再び乾燥させる必要が出てきます。

家でも探せば色々と干す場所があります。

  • 家の中の物干しに干す
  • ベランダの物干しに干す
  • 風呂場に広げて換気扇を回す
  • テーブルにフライシートを広げる
  • エアコンで室内を温める
  • 扇風機で風を送る
  • 自転車にブルーシートをかけて干す

とかやっていると、1時間もすれば乾燥させることができます。家中に幕を広げて一気に乾かし、一気に片付けると効率的です。

参考 こんな商品を使うと、干す場所が増えるので便利

この3つの物干しが我が家にあります。これらを駆使すると乾燥スペースに困りません。ちなみに、エアコンハンガーは普段使いでも超便利! 雨の日に洋服を室内干しする時に大活躍してます。暖房入れるとすぐに洗濯物が乾きます。

テント乾燥サービスを使う

テントの乾燥サービスを使うのも良いと思います。

送料含めると5000円以上はかかるようです。時間と手間を買う必要がある方にはオススメです。

クリーニングや撥水加工もお願いすれば、テントのメンテナンスになるので、そう考えれば良いサービスかもしれません。

スノーピーク製のテントなら、スノーピークが使い勝手が良さそうです。

スノーピーク

そらのした

テントクリーニング.com

SPORTS AUTHORITY スポーツオーソリティ

hinata trunk!

うむ、どこも料金がわかりづらい…。利用する時になったら本気で比較しようと思います。

テントを乾燥させる理由は「カビの発生を防ぐ」ため

テントを乾燥させる理由はカビを防ぐためです。カビが発生したら元には戻りません。

キャンパーが乾燥撤収に気を使い、テントの乾燥サービスを使ったりしているのはこのためです。

万が一カビが生えてしまったら

気をつけていてもカビが生えてしまうことがあるかもしません。カビを死滅させることはできますが、カビの色素を落とす事はできません。

カビに対する対応をスノーピークに問い合わせしてみましたので、その内容をまとめます。

カビはエタノールで死滅させる
・消毒用のエタノールを、ガビ発生箇所に霧吹きで頒布・乾燥させることでカビを殺菌できる

カビの色素を落とそうとすると生地が痛む
・カビの色素を抜くために漂白剤を使用するとテント生地を痛める(推奨しない)

プロが対応しても同じ
・スノーピークの乾燥サービスなどで菌を死滅させることは可能
・残ってしまったカビの色素は取り除くことが出来ない
・汚れとしては残ったままとなる

参考 消毒用のエタノールは、無水エタノールを水で薄めて作ることができる
無水エタノールと水道水を、80:20で割ればOK。
水は、精製水を使ったほうが良いという記載もありますが、多少の不純物が混じっていても、長期保存するわけでもなければ実用上は問題ないはずです。

無水エタノールは虫よけのハッカ水を作るのにも使えるので、キャンプするなら持っておいて損はないです。

まとめ

テントを乾燥させる方法を試行錯誤した結果、我が家はこのやり方にたどり着きました。

テントの乾燥方法

乾燥スピードが劇的に早いので気に入っています。

  • テントの水分を取り除く → 風になびいて水分が飛ぶ♪
  • 個別に離して乾かす → フライシートとインナーテントを分離できる♪
  • 乾燥場所 → 自サイトで完結する♪

ただし、危険!

まねるな危険

スポーツオーソリティ セール
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